私の好きなロック 今日の1曲

私の好きなロック(主に洋楽、たまに邦楽)を毎回1曲ご紹介します。

104.B・BLUE:BOOWY (1986)

アルバム THIS BOOWYから

 

THIS BOφWY

THIS BOφWY

 

 

所謂、ビジュアル系ロックの走りでしょうか。どこかの回で書きましたが、日本のロックってキャロルとかダウンタウン・ブギウギ・バンドとか、男のツッパリ路線から始まっていると思います。その頃 日本の女の子がキャーキャー言ってたのはもっぱら歌謡曲 西城秀樹とかです。

 

チャーの人気がでだしたころ、本人が「日本も早く、野口五郎とチャーを比べる時代が来なきゃダメだよ」と、何かのインタビューで話していたのを記憶しており、今の時代からすると何を言っているのか分からないと思いますが、当時のロックのコンサートは、主に男が雄叫びをあげるもの という感覚があったと思います。

 

欧米ではElvisやBeatlesがその壁を壊したんだと思いますが、日本でその壁を 壊し始めたのではないけれど、かなり派手にぶっ壊したのがこのバンドだと思っています。

 

女の子がキャーキャー言う → 言われたい男がロックを始める。という極めて分かりやすい流れでロック人口を広めた功績は大きいと思います。単なる受け線狙いという見方もありますが、間口が広がればそれだけレベルが上がる可能性も高くなるわけで。

 

この曲はライブの一曲目で演ることが多かったとおもいますが、最初のドラムで4人のシルエットが浮かび上がるのをみただけで、「俺がやりたかったのはこれだ!」と思いました^ ^

 


BOØWY「B・BLUE」 from ブルーレイ『“GIGS” CASE OF BOØWY COMPLETE』