私の好きなロック 今日の1曲

私の好きなロック(主に洋楽、たまに邦楽)を毎回1曲ご紹介します。

57.All Right Now:Free (1970)

三枚目のアルバム Fire And Waterから

 

FIRE & WATER

FIRE & WATER

 

今聴くとこのギターカッティング はフツーかも知れませんが、当時この掻きむしる感じは新鮮でした。重いドラムとギターに続いて、御大ポール・ロジャースのボーカルです。

 

当時まだ二十歳そこそことはとても信じられない説得力そして渋さ。サビでベースが入ってきて、これぞロックの王道。

 

間奏はまさかのスネア連打で、何が起こるのかと思うとあまり上手いとは思えないギターソロ、それに続いてベース。 特に何も起こらずにボーカルに戻ります。

 

でもその途中の盛り上がらなさを帳消しにしているのが、ギターカッティングの格好良さ、そしてポール・ロジャースのボーカルの説得力です。当時いろいろ出てきたハードロックのボーカリスト達とはちょっと違う、味をもったボーカルだと思います。