私の好きなロック 今日の1曲

私の好きなロック(主に洋楽、たまに邦楽)を毎回1曲ご紹介します。

99.Alison:Elvis Costello (1977)

 

 

ファーストアルバム My Aim Is True から

 

My Aim Is True (Dig) (Spkg)

My Aim Is True (Dig) (Spkg)

 

 

Elvis Costelloについての私のイメージは、「器用だけど器用じゃない人」 勿論、褒め言葉です。

 

このアルバムが発売された1977年は、パンクロックの有名なアルバムが続々 発売されています。Pistols,The Clash,The Damned その前年にはRamones。いずれもパンクを代表するアルバムですよね。そんな状況下で発売されたこのアルバムも、同じジャンルに位置付けられていたようです。

 

確かにCostelloの歌い方って、「怒れる若者」という感じで、歌い方だけを聴いていると、何か反抗してるんだろうな〜 と思います。でも曲たちは非常にヴァラエティに富んでいて、いずれもとても聴きやすく印象に残る曲です。

 

その中でも特に好きなのは、Costelloの代表曲でもあるこの曲です。特にサビは、完璧なバラードの様相。Linda Ronstadtが歌っているバージョンは、極上のバラードです。でもこんな素敵な曲でも、Costelloは何かに怒っているように歌っています。常にCostello節を通している感じ。それがまたカッコいいんですよね。

 

因みにこの曲で何度も繰り返され、なんとアルバムタイトルにもなっている「My Aim Is True」って、未だに意味が分かりません。いろんな訳を見ましたが、どうもしっくりこないのです。

 


ELVIS COSTELLO Alison 1977