99.Alison:Elvis Costello (1977)
ファーストアルバム My Aim Is True から
- アーティスト: Elvis Costello
- 出版社/メーカー: Hip-O Records
- 発売日: 2007/05/01
- メディア: CD
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Elvis Costelloについての私のイメージは、「器用だけど器用じゃない人」 勿論、褒め言葉です。
このアルバムが発売された1977年は、パンクロックの有名なアルバムが続々 発売されています。Pistols,The Clash,The Damned その前年にはRamones。いずれもパンクを代表するアルバムですよね。そんな状況下で発売されたこのアルバムも、同じジャンルに位置付けられていたようです。
確かにCostelloの歌い方って、「怒れる若者」という感じで、歌い方だけを聴いていると、何か反抗してるんだろうな〜 と思います。でも曲たちは非常にヴァラエティに富んでいて、いずれもとても聴きやすく印象に残る曲です。
その中でも特に好きなのは、Costelloの代表曲でもあるこの曲です。特にサビは、完璧なバラードの様相。Linda Ronstadtが歌っているバージョンは、極上のバラードです。でもこんな素敵な曲でも、Costelloは何かに怒っているように歌っています。常にCostello節を通している感じ。それがまたカッコいいんですよね。
因みにこの曲で何度も繰り返され、なんとアルバムタイトルにもなっている「My Aim Is True」って、未だに意味が分かりません。いろんな訳を見ましたが、どうもしっくりこないのです。