96.Bohemian Rhapsody:Queen (1975)
アルバム オペラ座の夜 から
映画が公開されて、この曲を中心に、Queenが再注目されています。
この曲の凄いところは、曲中にホントにオペラちっくなパートを挿入していることです。これまでいろいろなミュージシャンが、所謂 ロックオペラ的なものものにチャレンジしてきました。The WhoのTommyとか、Pink FloydのThe Wallとか、David BowieのZiggy Stardustとか。でも、これらの殆どは、複数の曲で一つのStoryを表現する的なものだったと思います。でもこの曲の中盤は、もっと、所謂 オペラです。これって、Freddieというボーカリストがいたからこそできたんだと思います。
こんなパートを作って入れたのも凄いですが、もっとビックリするのは、1975年当時、この曲がヒットしたことです。映画のなかで、プロデューサー(?)がこの曲をシングルカットすることに反対していますが、フツー 反対するよな〜 と私も思いました。
なぜ売れたのか、私にはよく分かりませんが、子供だった発売当時の私は、オペラ部分を耐えて、その後のスネア一発→Brianのリフ→Freddieのハイトーン で、強烈なカタストロフィを感じていたと思います。(実は今でも一緒かも。。)
もう一つ衝撃だったのは、「Mama Just killed a man」という歌詞。当時 洋楽歌詞は殆ど聞き取れませんでしたが、この歌詞は聴き取ろうとしなくても頭のなかに入ってきて、一体 何をうたっているんだろ と、一生懸命 歌詞も聴きました。
映画もとても良かったです。Storyは、まぁ想定の範囲内でしたが、なんたって音楽がいいですもんね。最後が、私も痺れた Live Aidだし。あの場面だけでも本人映像だったら、きっといっちゃいましたね。
Bohemian Rhapsody | Teaser Trailer [HD] | 20th Century FOX