94.Siberian Khatru:Yes (1972)
アルバム Close To The Edgeから
B面の2曲目、といってもB面は2曲目しか入っておらず、さらにA面は1曲だけ。
ちょっと話は変わりますが、最近 結構昔のLPが復活してきており、私もレコードプレーヤー買いましたが、昔LPで発表されたものは、やはりLPで聴くべき との感を強くしております。
言い古された話かもしれませんが、私の場合 たいした耳をもっていないので音質がどうこうということではなく、A面・B面の話です。つまり、LP作成時 アーティストは、当然A面を聴き終わったあとの「区切り・休憩」を必ず意識していると思うのです。例えばBeatlesのAbey Roadを聴いていたら、I want Youで一旦 終わって、新たな気分でHere Come The Sunを聴く訳です。この2曲を繋げて聴くというのは、私的にはピンときません。
さらに私の様に集中力が続かない人間には、LPの片面の時間というのは、集中力が持続する丁度良い長さです。CDで20曲弱を連続して というのは、かなり厳しいです。
ということを、レコード・プレーヤーを買い直して、改めて思いました(歳のせいも勿論あります)。CDだとついつい曲を飛ばしてしまいますが、LPの場合は飛ばすのがめんどくさいこともあって、大体きちんと最後まで聴きます。
一方で、Apple Musicにも登録しており、その恩恵は毎日受けております。昔「ちょっと聴いてみたいな」と思いながら、お金がなくて聴けなかったバントの音楽も、今はほとんど自由自在に聴けます。その有り難さは、筆舌に尽くしがたいです。
要は、音楽の聴き方も、多様性を認識する必要がでてきた、ということでしょうか。
Siberian Khatruがどこかに行ってしましました。たまには、こんな感じで。
CDでもっているアルバムを、またレコードで買い直したりしている自分を、正当化しているだけではないと信じて。