91.Something:The Beatles (1969)
アルバムAbbey Roadより
ジョージ・ハリスンの名作です。ジョージの曲って、ポールのような天才的な閃きという感じではなくて、なんか考え抜いた末という感じが個人的にはします。
印象的なギターリフのあと、すぐにボーカル。 もうここだけで、ちょー名曲の予感。続くサビも歌詞共々 泣けます。
ですが、私がこの曲で一番好きなのは、実はギターソロのところ。ジョージのギター、リンゴのドラム、ポールのベースに、(多分)ジョージ・マーティンのストリングス。すべての楽器が恋する切なさを奏でていて、本当に感動します。特にギターソロの継ぎ目に合いの手のように入るリンゴのタム。こういう歌うドラムって、どうしたら叩けるんでしょう?
全然別の話ですが、何年か前にポール・マッカートニーが来日して、コンサートを観に行った時。このSomethingを、ポールがウクレレで歌い出したんです。この曲がウクレレにあっているとはとても思えず、正直ちょっとがっかりしました。(やはりジョージのことは、ちょっと下にみているのかな とさえ思いました。)
ところが‼️ ギターソロに入った瞬間、完コピになり、しかもジョージの映像が映し出され、身体中から涙がでました。
しかも、ジョージは生前 ウクレレをよく弾いていたという話を聴き、さらに涙です。
「ごめんなさい、ポール」