88. Venus and Mars/Rock Show/Jet :Wings(1976)
Wingsのライブ、Wings Over Americaより
大昔、まだ子供だった頃、テレビでこのWingsのライブをやっていて、魂をもっていかれました。そういえば同じ頃 Stonesのライブもやっていたことがあって、2大 魂をもっていかれライブ(?)でしたね。
ロックコンサートなのに意外に静かな始まりで、「えーっ こんな静かなまま終わっちゃうのか?」なんて思った記憶があります。今この曲を聴くと、心があの頃にもどって、何故かちょっと切なくなります。
ところが、突然Rock Showに繋がります。こちらの高揚感を見透かして、ギターがひたすら上昇するフレーズそしてポールのシャウト。サウンドは激しいけど、メロディはポップという、まさにビートリー。それにしても、こういう曲のPaul MacCartneyのボーカルって、ほんと凄まじいですね。
そして畳み掛けるようにブラスがはいってきて Jet。「u uu u〜 uu u〜 uu」のコーラスも新鮮。ちなみに私、リッケンバッカーを弾くポールの立ち姿って、大好きなんです。地球上で一番かっこいいベースの弾き方だと思っています。
ライブが終わった時点で90%は魂持っていかれましたが、残りの10%で、見たのがBeatlesではない寂しさを感じていました。「BlackbirdやYesterdayは、Beatlesの曲だ!」
Venus and Mars - Rock Show - Jet - Paul McCartney And Wings 1976 Remastered