72.Immigrant Song:Led Zeppelin (1971)
BBCライブのディスク2 の1曲目
- アーティスト: Led Zeppelin
- 出版社/メーカー: Atlantic / Wea
- 発売日: 1997/11/06
- メディア: CD
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ディスク2はスタジオライブではなく、コンサートの録音の様です。
兎に角スタート、司会がボソボソとバンド名を告げた後、間髪を入れずに演奏が始まりますが、始まった瞬間に世界の次元が変わります。各パートの音は綺麗に分離されているのですが、それでも凄い音の塊感。半径1m位の音の塊で頭をぶん殴られたよう。そこに、当時絶好調のロバート・プラントの雄叫びがくるのですから、たまったものではありません。
ライブで、これだけ音が綺麗に分離されて録音されていて、一曲目で、なんでこの塊感がでるのでしょう。まあ、だからZeppelinなんですが、塊になっていてノリがあって疾走感まであるのって、世にロックバンドは星の数ほどありますがこのバンドだけだと、超個人的に断言します。
しかもこの3人のタイミングが結構ズレたりすんですよね。普通ズレると「素人みたい、カッコ悪い!」となる訳ですが、Zeppelinだけはだれも指摘しない、「きっとワザとだろう、これがまたカッコいい」となる。なぜなんでしょう。Zeppelinだからとしか言いようがないですよね。
ベースも凄いけど、やはりジョン・ボーナムですよね。力だけならもっと凄いドラマーは幾らでもいるんでしょうけど、この人のように重さと疾走感という矛盾した要素を併せ持つ、というのはちょっと居ないんじゃないんでしょうか。
このCDは、最も勢いがある時期のZeppelinをとらえており大好きです。特にこの曲は何度聴いたことか。。