65.タイムマシンにおねがい: サディスティック・ミカ・バンド (1974)
アルバム 黒船から
このブログの説明に「おもに洋楽、たまに邦楽」と書きましたが、65回目にして初めての邦楽ロックです。
日本のロックのはしりというと、一般的には はっぴいえんどとか、キャロルとかいわれますが、個人的には、はっぴいえんどの時代には吉田拓郎とかの方がロックしてたと思いますし、キャロルのようなリーゼント・ロック(?)は、当時どうしても好きになりませんでした。
その点、この黒船というアルバムは衝撃でしたし、これなら洋楽にも負けない と当時思いました。
特にこの タイムマシンにおねがい。こんな曲が1974年に日本でつくられたというのは驚きです。イントロからしてぶっ飛びますし、一拍ためて入ってくるボーカルの破壊力も凄まじい。ギターは高中なんですが、意表をついたコードカッティングのみのソロも、一度聴いたら忘れられない。
なんでこのバンドの肩の上にのって、日本のロックバンドが発展しなかったんだろう と思ってしまいます。まぁ、出来過ぎなんですかね。。