55.Care Of Cell 44:The Zombies (1968)
アルバム Odessey and Oracleの一曲目
実は、こういう感じのバンドに私弱いんです。どういう感じかというと、一言で言うと ブリット・ポップ。よいメロデイとちょっと斜に構えたボーカル、それにこの湿った感じのドラム。
60年代のバンドをブリット・ポップとは言わないのでしょうが、はしりだと思います。ブラーとかは後継者なんではないでしょうか?違ったらごめんなさい。
ハープシコードのような鍵盤のあとに、このボーカルそしてブリティッシュとしかいいようのないドラムの音。アメリカンでは絶対にあり得ない組み合わせです。アメリカンが乾いてキラキラなのに対して、ジメジメではないけど、湿った感じ。両方好きですが、どちらかを選べ(選ばんでよい!)と言われたら、迷わず後者を選びます。
途中、ボンボンとちょっとビーチボーイズっぽい上手なコーラスも一瞬聴かせながら、「フィ〜ル ソー グッ」と泣けるフレーズ。やはりロックはイギリスが好き!
しかしこのアルバムだした後にすぐ解散してしまったのに、未だにそれなりに有名なので、好きな人 意外に多いのかしら。