60~70年代ロック 今日の1曲

私の好きな60~70年代のロック(主に洋楽、たまに邦楽)を毎回1曲ご紹介します。

㊸Cum On Feel The Noize:Slade (1973)

スレイドの有名な曲です。

 

Sladest

Sladest

 

 最初、ボーカルオンリーで遠いところから ベビ・ベビ・ベイビー ここからすでにカッコいい、ここからすでにロックです。

 

次に続くメロディが高揚感に満ちた、一度聴いたら忘れられないメロディです。それを歌い切るボーカルの迫力で一気にもっていかれます。

 

次のサビもさらに一度聴いたら忘れられない印象的なもの。メロディもサビも印象的な曲を作るのって大変なんだろうと思いますが、そういった意味で奇跡的な曲だと思います。あのoasisまでカバーしてますもんね。

 

短い間奏のあとの、イェ〜イ! これもいい!こんなカッコいい イェ〜イもなかなかない(?)

 

スレイドって、風貌からなんとなくキワモノ的なイメージがありますが、とてもいい曲を書く、正統ロックバンドだと思います。

 

 

㊷Voices:Cheap Trick (1979)

アルバム Dream Policeより

 

Dream Police

Dream Police

 

 チープトリックというと、色物系とかミーハー系とかという見方があるかもしれませんが、良い曲を分かりやすくという、KISS的な王道をいっているバンドだと思います。

 

とくにこの曲は、本当に良い曲。出だしのコーラスのあと、Aメロが素晴らしい。こんな甘い曲をロビンのあのルックスで歌われたら、それは女性はたまりませんわな。私もたまりません。

 

しかもこの曲は、Aメロとコーラスだけでなく、途中に泣かせるサビがあり、ギターソロ→コール&レスポンスと思い切り盛り上げたあと、必殺のコーラスに繋げるという、意外な展開も見せます。よいメロディは全てを超越する(?)という、典型のような曲です。

 

㊶Afterglow:The Small Faces (1968)

アルバム Ogdens’ Nut Gone Flakeの2曲め

 

Ogdens’ Nut Gone Flake (Re-mastered 2CD digibook edition)

Ogdens’ Nut Gone Flake (Re-mastered 2CD digibook edition)

 

 

この写真、イギリスのカップラーメンではありません。変わった形をした、スモール・フェイセス3枚めのアルバムジャケットです。

 

スタートは誰かの物真似してふざけているのかなと聴いていると、来ましたこのバンドの持ち味のラフで重いリズム隊。のちのフェイセスと同じリズム隊とは思えないほど、この頃は激しいです。

 

そして、天才スティーブ・マリオットの声。何なんでしょうこの凄まじい歌唱力・迫力。しかもこの頃はマリオットはじめ4人ともまだかわいい〜。

 

 しかし、見た目とのギャップとか全然関係なく、凄まじいバンドだと思います。その後バンドは分裂して、成功もしますが、分裂前のこの頃が大好きです。迫力だけ比較すれば、ビートルズ以上?

 

㊵Mr. Tambourine Man:The Byrds (1965)

The Byrdsのアルバム、Mr. Tambourine Manから、表題曲

 

Mr. Tambourine Man

Mr. Tambourine Man

 

ボブ・ディランの曲でディランもよく演奏していますが、私的には このバーズ バージョンが好きです。

 

まずはトレードマークの12弦ギターによるイントロ。なんかこのマッギンのギターって、カッコいいんですよね。

 

それに続いてテーマのコーラス。このビートルズでもビーチ・ボーイズでもない緩い感じ、それに続くマッギンのソロボーカルも、やる気あるの? という感じの格好良さ(?)

 

バーズって、ディランの曲だけのアルバム作っちゃうほどディランを演ってますが、本家よりもカッコいい曲(あくまで私感)がいくつもあります。ディラン様 すみません。

 

㊴Hideaway:John Mayall & The Bluesbreakers (1966)

エリック・クラプトンがギターで参加しているアルバムです。

 

ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズ・ウィズ・エリック・クラプトン<コンプリート・エディション>

ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズ・ウィズ・エリック・クラプトン<コンプリート・エディション>

 

 

このアルバムは、若い頃のクラプトンがギター弾きまくっています。しかもこの曲はインスト、堪能できます。

 

いきなりソロからスタート、まずは音が太くてカッコいい。私、クリームのクラプトンも嫌いではないのですか、アルバムでの音がちょっと。。その点 ここでのクラプトンは自信に満ちた音とフレーズ。リズムパターンが変化していきますが、余裕で突き進みます。 

 

早弾きをする訳ではありませんが、一音一音に魂がこもっています。

ジミヘンが爆発、ジェフ・ベックが技術だとすれば、クラプトンは歌心・魂ですかね。

 

㊳Tarkus:Emerson,Lake&Parmer (1971)

ELPのアルバム Tarkusから

 

Tarkus by Emerson Lake & Palmer

Tarkus by Emerson Lake & Palmer

 

 

 演奏時間が20分以上とロックにしては長いですが、激しいインスト曲と叙情的なボーカル曲が組曲として交互にくるので、聴いていてあきません。よく考えられています。

 

まずは Erupionとなずけられた最初の楽章。重厚なおかつスリリングなリズムに乗って、キース・エマーソンの火を噴くようなキーボードは本当に爽快。問答無用で引き込まれます。

 

激しいインストの後にくるグレッグ・レイクのボーカル曲は、どれも曲自体が非常に良くて、憶えやすいメロディを持ってます。

この2人のコラボレーションがELPを孤高の存在にしています。

 

ちょっと蛇足ですが、去年から今年にかけて、私がプログレ三大ベーシストと思っている3人(グレッグ・レイクジョン・ウェットン、クリス・スクワイヤー)が相次いで亡くなってしまいました。寂しい限りです。

㊲The Chain:Fleetwood Mac(1977)

めちゃくちゃ売れたFleetwood Macのアルバム 噂 から

 

Rumours

Rumours

 

 

スタートはベードラの頭打ちと、ギターつま弾きという、おとなしい始まり。続いて綺麗なコーラス。このバンド、3人(男1女2)のボーカリストを抱えているので、コーラスがカッコいいです。

 

カッコいいといえばフロントに立つ3人は美男美女だし、リズム隊2人は60年代後半からブルースバンドとしてスタートしている職人。この5人がステージに立つと、見栄えも音も本当にカッコいいです。アルバムがミリオンセラーになるのも分かる。

 

途中 ブレイクの後、地味なベースのソロになるのでこの曲どうなっていくのかとおもうと、ドラムとギターがはいってきて、分厚いコーラスで盛り上がっていきます。「バンド内のカップルの恋は終わっても、バンドの絆は壊れない!」という歌詞も分かりやすく、音楽性と売れ線が理想的に折り合いをつけたバンドだと思います。