60~70年代ロック 今日の1曲

私の好きな60~70年代のロック(主に洋楽、たまに邦楽)を毎回1曲ご紹介します。

㉜Got Save The Queen:Sex Pistols (1977)

唯一のアルバム、Never Mind The Bollocksから

 

勝手にしやがれ!!<35周年記念デラックス・エディション>

勝手にしやがれ!!<35周年記念デラックス・エディション>

 
Never Mind The Bollocks Here's The Sex Pistols [LP]
 

 結構オーソドックスな所謂ロックのイントロですが、やはり早々にくるジョニー・ロットンのボーカルは強力です。

 

素直に今の耳で音だけ聴けば、強力なボーカルということなのでしょうが、当時 ビール缶(?)片手に歌っているロットンの映像をいきなり見てしまった者としては、どうしてもそのときの衝撃が忘れられません。

 

しかもいきなりGot Save The Queen! さすがイギリスって懐が深いですね。

 

高齢化が進み閉塞感が漂う日本にも、こんなバンドがそろそろ出現するのでしょうか?

 

 

㉛Coyote:Joni Mitchell (1976)

アルバム Hejiraの一曲目

 

Hejira

Hejira

 

イントロ、 かっこいいギターのカッティングに続いて、聴いたことのあるベースのハーモニクス。まるでJacoみたい。いつまでたってもJacoなので、モノマネもいいかげんにしろ!と思って調べたら、なんとホンモノでした。

 

それにしても、なんでこの世界にJacoが?と思いながら聴いていると、何度聴いても耳がベースとギターにしか向きません。

 

こういう曲調の曲にハーモニクス(しかも頻繁に)をいれるなんて普通思いつきませんが、聴いているとアルバムジャケットの氷の上を滑っている気分。そう思った瞬間に、この曲にどっぷりハマります。もの凄い早弾きとか、Dona Leeとかも凄いけど、こういうところに最も天才を感じますね。

すみません、Jacoの話ばかりになっちゃいました。

 

㉚Detroit Rock City:Kiss (1976)

今日はキッスです。

 

Destroyer

Destroyer

 

単純なギター・ベースのユニゾン2音の繰り返しにギターが被さりドラム。極めて単純で、始めたてのバンドでもそれなりに様になる、これがKissのいいところです。

 

切り裂く様なポールのボーカルはコスチュームと併せて、ロック少年のハートにせまります。

Kissにはボーカリストが3人いるので、コーラスもかっこいい。

 

そしてこの曲の最大のハイライトは、最後のギターソロです。早弾きとか全くありませんが、メロディアスでしかも泣かせるツインリード。ホテル・カリフォルニアと併せて、ロック界2大ツインギターソロといったら言い過ぎ?

 

最初に単純と書きましたが、決して悪い意味ではなく、リスナーの心に素直に入り込む様 計算された曲だと思います。

 

 

 

㉙Mother:John Lenon (1970)

John Lenon(Plastic Ono Band)のMotherです。

 

ジョンの魂

ジョンの魂

 

 なんと鐘の音から始まります。しかもかなり荘厳な音、なんだ一体と身構えていると

 

マザ〜〜  とジョン、こんなのはビートルズにはありませんでした。ウォラスやブルドックだったのが、「おかあさん、いかないで」。

最後のリフレインになるまで、そんなに叫んでいるわけではないのに、このボーカルの説得力は何なんでしょう。

 

さらによく聴くと、この曲の伴奏はドラム、ベースとピアノだけです。この最低限の楽器で、この圧力が何故出るのでしょうか、やはりボーカル力?

 

そして最後の、だんだん発狂するような絶叫。「シンプルが一番難しい」と誰かがいってましたが、まさに体現するような曲です。

 

㉘Kill The King:Rainbow (1977)

今日はRainbowです。

 

Long Live Rock N Roll: Deluxe Edition

Long Live Rock N Roll: Deluxe Edition

 

 

タイトルからしておどろおどろしいですが、イントロはリッチー得意のバロック系ギター、続いてコージーのドラムもいつもに増してハイテンション。そしてロニーのボーカルが入ってくると、一気に曲が走りだします。

 

3人が三つ巴となって曲を強力に引っ張っていきます。例えばクリームやBBAは3人が各々戦っている感じですが、この曲はうまく言えませんが3人で火の玉になって飛んでいる(?)感じ。曲の進行中、一分の隙もなく、息つく間もありません。

 

そしてエンディング、まるでこちらがマシンガンで撃ち殺されるよう。真面目に聴くには体力がいりますが、久し振りにぶっ飛びたいときには最適な曲です。

 

 

㉗Peace Of My Heart:Big Brothers & The Holding Company (1968)

Janis Joplinです。

 

Cheap Thrills

Cheap Thrills

 

 

この声というか歌い方というか、空前絶後です。文字通り魂を歌にぶつけている、凄まじい声です。

 

Summertime とか、Ball And Chainとか、ブルース系の曲にこの人の本領が最も発揮されるんだと思いますが、私はこの曲での、腹の底からの野太い声でグングン押してくる感じに、もっていかれます。

 

途中、あまり歌心を感じないうるさいギターソロが入りますが、それを「うるさいわね!」と完全に蹴散らしています。

㉖Draw The Line:Aerosmith (1977)

エアロスミス Draw The Lineからタイトル曲

 

Draw the Line by Aerosmith (2013-05-03)

Draw the Line by Aerosmith (2013-05-03)

 

 ジャーンと最もポピュラーな始まり、ドラムに続いて、めちゃくちゃ重いベースによるイントロです。

 

スティーブン・タイラのうねるようなボーカル 本当に素晴らしい。ロックって、やはり不良っぽいのがカッコイイと思いますが、この人はまさに典型ですね。

 

同じフレーズを何度も畳み掛けてきて、もう一生これだけでいいと聴いているとブレイクがくるので、もう終わりかーと気を抜いていると、なんと最後に恐怖のファルセット。全てのパンクバンドがひれ伏しますね。