私の好きなロック 今日の1曲

私の好きなロック(主に洋楽、たまに邦楽)を毎回1曲ご紹介します。

102.Overjoyed:Stevie Wonder (1985)

アルバム In Square Circleより

 

In Square Circle

In Square Circle

 

 

この曲もこれまでの 〜70年代の制限で取り上げられませんでした(こだわっていたのは世界中で私1人ですが^ ^)。

 

この曲は所謂 神曲、神メロディだと思います。BeatlesのI Willに迫る神懸かり度(極めて独断)。

 

Rock界のメロディ・メーカーというとPaul McCartneyがまず思いつきます。が、Paulの曲でたまにあるんですか、出だしは神懸かっているのに、途中から失速してしまうパターン。Beatlesにいた時はJohnが補ってました。例えば 「We Can Work It Out」。ミドルのところでメロディの雰囲気が変わり、それが曲全体に深みを与えています。が、ソロになってから 例えば 「Listen To What The Man Said」。出だしのメロディは流石のPaul節ですが、その後がちよっとダレた感じ。

 

で この曲ですが、神懸かり度が最初から最後まで続くという、素晴らしい曲です。イントロ ピアノのバックに流れる川のせせらぎのような音に続いて、Aメロ。とても綺麗な旋律を繰り返した後のサビ(?)への流れも、とても自然です。Stevieの神的なボーカルと合わせて、何度でも聴ける名曲だと思います。

 


Stevie Wonder Overjoyed 1986

101.The Hindu Times :oasis (2002)

えーと、今回からブログの題名をちょっと変えて、60〜70年代 という縛りを外させて頂きました。ロック的に一番いいアルバムが集中している年代ではあるのですが、100回もやると流石にちょっとしんどくなってきたもので。。

 

で、晴れてこの曲が紹介できるようになりました。アルバム Heathen Chemistryの一曲目。

 

 

ヒーザン・ケミストリー

ヒーザン・ケミストリー

 

 

60〜70年の縛りは外しましたが、実際 1990年代に入る頃は、古いロックばかり聴いていました。出てくるバンドでピントくるバンドが無かったんです。でも、oasisは、ラジオでたまたま初めて聴いた瞬間に、CD買いに行きました。買ったのは3rd Albumで、聴いたら直ぐに1・2枚目も買いに行きました。あるアーティストのアルバムを立て続けに買うなんて、しばらくありませんでした。

 

何がよかったかって、それはもうLiamの声と曲の良さ。歌っている姿見たくてDVD買ったら(確かまだその頃は、YouTubeとかあまり無かったハズ)、何と腕を後ろで組んで、直立不動で歌っている! 太々しくて、観客に全く媚を売らないだけれども、それがカッコいい!フレディ・マーキュリー以来のカリスマだと思いました。

 

この曲は、oasisが大分 下り坂に入ってきたころの曲ですが、ボーカルが凄まじければ、ギターソロもリフも何も要らない という、典型のような曲だと思います。

 

oasisの曲の良さについては、またの機会に。

あ〜、やっとoasisのことが書けた。

 


Oasis - The Hindu Times

 

100.Got Only Knows:Beach Boys (1966)

アルバム Pet Soundsより

 

ペット・サウンズ

ペット・サウンズ

 

 

このブログを始めたときから、1曲目はBeatles,50曲目はZeppelin,100曲目はBeach Boysと決めていました。

 

ブログの何回目かに記述しましたが、私は、Rock Musicは基本的に不良っぽくて不埒なのが好きです。反抗的とはちょっと違って、まあ分かりやすく言うとStonesとかAerosmithとかですかね。

 

そう言う観点からいうと、Beach Boysって、Californiaのお金持ちのお坊ちゃんたちという感じで、好きなタイプの対極にいるBandでした。若い頃、Beatlesのライバルだということで、一番有名なこの Pet Soundsを聴いたんですが、まずジャケットが、キレキレのBeatlesのジャケットに比べてダサいし、前半は全然良いと思わず、眠くなったのを憶えています。

 

でも、この曲はビックリしました。Rockがどうだこうだという次元を超えた、なんか高尚な音楽を聴いたような気がしました。

 

イントロからして、すでに不思議の国という感じ。このバックの不思議な演奏と、綺麗なボーカルの旋律が、何故か完璧にマッチして、聴く人を異次元に連れて行きます。

 

そしてBrianの天才性を感じる部分、2番が終わったあと、突然 全くリズムパターンの違う間奏が入ってきます。普通、こういう曲調の曲にこんな間奏入れようと思わないでしょう。しかもそれは一瞬で終わり、何事もなかったかのように、天上のコーラス。Mike Loveの低音が効いています。

 

そしてまた天才性、コーラスのあと、And god only knows what I’d be without you.If you should〜と繋がっていくところ。このさりげない繋ぎが天才です。

 

BeatlesはJohnとPaulという2人の天才がいて、お互い刺激しあいながら高まっていきましたが、Beach Boysは天才1人。しかも分かってないメンバーに「Pet Sounds」なんて罵られながら、1人でBeatlesに対抗していきました。しかもこのアルバムまたは未完のSmileまでは互角に戦っていたという。。そりゃー精神もやられますよね。

 

この曲は、そういう孤独な天才が、魂を削ってつくった、高い次元の音楽だと思います。

 

99.Alison:Elvis Costello (1977)

 

 

ファーストアルバム My Aim Is True から

 

My Aim Is True (Dig) (Spkg)

My Aim Is True (Dig) (Spkg)

 

 

Elvis Costelloについての私のイメージは、「器用だけど器用じゃない人」 勿論、褒め言葉です。

 

このアルバムが発売された1977年は、パンクロックの有名なアルバムが続々 発売されています。Pistols,The Clash,The Damned その前年にはRamones。いずれもパンクを代表するアルバムですよね。そんな状況下で発売されたこのアルバムも、同じジャンルに位置付けられていたようです。

 

確かにCostelloの歌い方って、「怒れる若者」という感じで、歌い方だけを聴いていると、何か反抗してるんだろうな〜 と思います。でも曲たちは非常にヴァラエティに富んでいて、いずれもとても聴きやすく印象に残る曲です。

 

その中でも特に好きなのは、Costelloの代表曲でもあるこの曲です。特にサビは、完璧なバラードの様相。Linda Ronstadtが歌っているバージョンは、極上のバラードです。でもこんな素敵な曲でも、Costelloは何かに怒っているように歌っています。常にCostello節を通している感じ。それがまたカッコいいんですよね。

 

因みにこの曲で何度も繰り返され、なんとアルバムタイトルにもなっている「My Aim Is True」って、未だに意味が分かりません。いろんな訳を見ましたが、どうもしっくりこないのです。

 


ELVIS COSTELLO Alison 1977

98.Achilles Last Stand:Led Zeppelin(1976)

アルバム Presenceから

 

Presence

Presence

 

 

印象的なギターのイントロ、「これから物語が始まります」→ スネア一撃のあと、10分間にわたってひたすら走りまくります。Achilles Last Standって何のことだか知りませんが、初めて聴いた時から私のイメージは完全に「走れメロス」。途中ブレイクとかスローダウンとか全くなく、アップテンポのまま、走り抜きます。

 

それにしても、10分間もこのパターンを通したら、普通 聴き飽きますよね。このレコーディングのときRober Plantは入院してたそうで、声に張りがないです。Gimmy Pageの音もフレーズも勿論すごいですが、やはりここでもVIPはJohn Bonhamだと思います。

 

常にドコドコ叩くわけではなく、聴いている方が 多少飽きてきたかなと思う直前にスパッとFillを入れてくる。この絶妙な感性がこの曲を支えていると思います。

 

それにしても、この人のドラムは、なぜこんなに存在感があるんでしょう?力のあるドラマーなら他にもいっぱいいるし、再結成ででてきた息子もすごい体格してましたが、存在感がやはり圧倒的に違うんですよね〜

97.Strange Brew:Cream (1967)

アルバムDisraeli Gearsから

 

Disraeli Gears

Disraeli Gears

 

 

Creamというと、3人のメンバーの激しい演奏Battleというイメージがあり、このブログの初期にその代表曲といえるCrossroadをとりあげました。

 

でも、スタジオ録音のアルバムでは、そんなに弾きまくったり叩きまくったりしている訳ではありません。ではどこが好きなのか? 自分でも実はよくわかりませんが、この曲とか、純粋にカッコいい(英語で言うと coolでしょうか)と感じます。

 

Claptonとか、もともとBlues大好き派の人だったと思いますが、コテコテのBlusではなく、かといって分かりやすいPopsでもない、ビミョーなさじ加減のカッコよさを、この曲から感じます。

 

この曲を演奏している有名な白黒のビデオ(音はスタジオ版の被せ)を、何故か昔から何度も見ていますが、超テクニシャンの3人が、かっちりとこういう曲を演っている姿は、見る度に惹かれます。

 


Cream - Strange Brew

96.Bohemian Rhapsody:Queen (1975)

アルバム オペラ座の夜 から

 

オペラ座の夜

オペラ座の夜

 

 

映画が公開されて、この曲を中心に、Queenが再注目されています。

 

この曲の凄いところは、曲中にホントにオペラちっくなパートを挿入していることです。これまでいろいろなミュージシャンが、所謂 ロックオペラ的なものものにチャレンジしてきました。The WhoのTommyとか、Pink FloydのThe Wallとか、David BowieZiggy Stardustとか。でも、これらの殆どは、複数の曲で一つのStoryを表現する的なものだったと思います。でもこの曲の中盤は、もっと、所謂 オペラです。これって、Freddieというボーカリストがいたからこそできたんだと思います。

 

こんなパートを作って入れたのも凄いですが、もっとビックリするのは、1975年当時、この曲がヒットしたことです。映画のなかで、プロデューサー(?)がこの曲をシングルカットすることに反対していますが、フツー 反対するよな〜 と私も思いました。

 

なぜ売れたのか、私にはよく分かりませんが、子供だった発売当時の私は、オペラ部分を耐えて、その後のスネア一発→Brianのリフ→Freddieのハイトーン で、強烈なカタストロフィを感じていたと思います。(実は今でも一緒かも。。)

 

もう一つ衝撃だったのは、「Mama Just killed a man」という歌詞。当時 洋楽歌詞は殆ど聞き取れませんでしたが、この歌詞は聴き取ろうとしなくても頭のなかに入ってきて、一体 何をうたっているんだろ と、一生懸命 歌詞も聴きました。

 

映画もとても良かったです。Storyは、まぁ想定の範囲内でしたが、なんたって音楽がいいですもんね。最後が、私も痺れた Live Aidだし。あの場面だけでも本人映像だったら、きっといっちゃいましたね。

 


Bohemian Rhapsody | Teaser Trailer [HD] | 20th Century FOX